神奈川県の地球博物館のシダリストによると、沼津市戸田の雉ヶ尾滝にクルマシダがあるらしい。今日、行ってみた。
http://nh.kanagawa-museum.jp/research/archives/izuplant/database_pter.html
途中でナチシダらしきシダが目に入った。近よってみると、ナチシダだった。伊豆半島の南の方にgoogle mapで「ナチシダの北限」とマークされた場所があるが、見つけた場所はかなり北。不思議に思ったが、その後も数か所ナチシダが繁殖してる場所を見つけた。そして滝。滝へ向かう小道でも次々とナチシダが見つかり、葉柄が118cmもある巨大ナチシダまであった。これは自然分布だろうか。
残念ながらクルマシダは見つからなかった。滝に近い場所の川の向こうの岩肌に、クルマシダかキジノオシダのようなものは見えたが、遠いし、裏を見ないと判断は難しいだろうから、全体写真だけ撮ってあきらめた。
今日見つけたシダは大きなものが多く、中でもイワガネソウとコバノカナワラビは見事だった。これほど葉が分裂したイワガネソウを見たのは初めてだったし、コバノカナワラビは羽片の隣にもう一つ羽片があるように見え、しかしそれは羽片ではなく第1小羽片であった。
葉は33cm、大きいのは46cm
葉は73cm、葉柄は118cm
葉は40cm。見事に分裂している。左奥の羽片の奥にもう一つ羽片があるように見えるが、羽片ではなく第1小羽片。残念ながらもう一方の羽片は失われていた。
ここにクルマシダがあるという情報があったが、反対岸の岩壁についているやつだろうか。
葉は43cm。これ程、綺麗に分裂したイワガネソウを見るのは初めて。
Comments
Add a Comment