スヒロキバガ科 ナミモンハイスヒロキバガ Ethmia guangzhouensis
日記(ジャーナル)機能を初めて使ってみます。
自分の観察記録に関連することで何か新たに分かったことや、同定にあたって気をつけたいことがあったら都度書いていこうかなと思っています。
というわけで早速、
https://www.inaturalist.org/observations/31785747
https://www.inaturalist.org/observations/38087405
今まで正体がわからず Ethmia属不明種 としてきたこの蛾ですが、蛾類通信 No.310 で
ナミモンハイスヒロキバガ(新称)Ethmia guangzhouensis
https://www.inaturalist.org/taxa/1345792-Ethmia-guangzhouensis
として掲載されていました。
開張15~19mm、頭頂部の黒斑、肩板の基部~後胸の6つの黒斑、前翅中央部の大きな弓状の黒い模様が特徴のようです。
当地では普通種のようで、3月中旬~4月上旬、6月上旬、7月下旬~11月上旬に延べ26回観察していました。
国内では沖縄本島、石垣島、西表島で、国外では中国広東省、台湾で確認されているようです。
<参考>
北島裕紀・荒島彈. 日本未記録の Ethmia guangzhouensis Liu, 1980(スヒロキバガ科)について. 蛾類通信. 2024, No.310, p.277-279.